PDCAサイクルを活用した商店街の将来像実現を支援します!
※公募は終了しました。
人口減少、少子高齢化が急速に進む本県においては、県内各地における地域コミュニティ機能の維持・存続が喫緊の課題となっているものの、その中心的役割を担うべき各地域の商店街の現状は、経営者の高齢化や若手人材の不足など、大変厳しい状況下にあります。
このため、地域の実情等を踏まえた将来像を具体的に定め、その実現に向けて、PDCAサイクル(※1)などを活用して計画的に商店街活動の取組を進めることが必要であります。
このようなことから、県では、商店街ごとの「商店街の目指す姿」(※2)の実現に向けた商店街活性化の取組を計画的かつ効果的に実践する人材の育成を図ることを目的に、PDCAサイクルを活用した商店街活動の実践支援及び助言・指導等を行います。
※1 PDCAサイクルとは、事業活動の管理を円滑に進めるための手法の一つであり、事業の進捗を「計画(Plan)」、「実行(Do)」、「評価(Check)」、「改善(Action)」の4段階に分け、それぞれの段階を連動させながら目標に向けて事業の改善を図るものです。
※2 「商店街の目指す姿」(中小企業庁が示した3類型)
①エリア価値向上型・・・・まちの中心部に立地し、そのまちの価値を高める商店街
②生活支援型・・・・・・・地域に根ざして地域住民の生活を支える商店街
③観光型(外需獲得型)・・国内外の観光客をターゲットとした商店街
(1) 事業の概要
本事業の支援対象となった商店街(以下「支援商店街」)にアドバイザーを派遣し、PDCAサイクルを活用した商店街活動の実践を支援するとともに、支援商店街のリーダー・若手等の商店街活性化に関する悩みや取組の進め方等について助言・指導等を行う「商店街よろず相談室」を実施します。
<支援商店街に取り組んでいただく主な内容>
・商店街を取り巻く現状把握及び「商店街の目指す姿」の設定
・取組計画の策定(PDCAサイクルの「P」の部分)
・取組計画に基づいた取組実施(PDCAサイクルの「D」の部分)
・取組計画に評価・検証(PDCAサイクルの「C」の部分)
・取組計画の見直し・改善(PDCAサイクルの「A」の部分)
・商店街よろず相談室への参加
(2) 応募要件
以下の要件を満たす商店街とします。
□ 「商店街の目指す姿」の実現に向け、PDCAサイクルなどを活用して計画的に
商店街活動に取り組む意向があること。
□ 商店街活動に取り組むにあたり、地元市町村との連携や支援が得られること。
□ 市町村のほか、商工団体、自治体、NPO、大学及び商店街来街者など、
地域内外の多様な主体と連携して取り組む予定であること。
(3) 応募方法
以下の①~⑧の書類をご用意いただき、提出先の住所へ郵送もしくは直接持参でお申し込みください。
なお、提出された書類はお返ししませんので、ご了承ください。
① 支援申請書(様式1)
② 定款、会則等
③ 会員名簿
④ 支援同意書(様式2)
⑤ 直近の事業報告書(1期分)
⑥ 直近の収支決算書(1期分)
⑦ 商店街街区が分かる地図、各種マップ等
⑧ その他商店街の活動等がわかる資料等 ※任意
(4) 募集期間
平成30年5月1日(火)~5月18日(金)午後5時まで(必着)
(5) 採択とスケジュール
〇採択および通知
鹿児島県商店街振興組合連合会において審査・選考を行い、採択・不採択に関わらず、
選考結果を郵送により通知します。
なお、審査・選考にあたり、必要に応じて内容確認のための連絡をさせていただく場合があります。
〇スケジュール
審査・選考 平成30年5月下旬頃
(6) 注意事項
本事業においては、アドバイザーによる助言等を通じた支援を行うものであり、金銭の補助を行うものではありません。
年度末に開催予定の報告会等の場において、支援商店街における事業成果等について発表していただく場を設ける予定です。
その他、本事業成果の概要等を県のホームページのほか、鹿児島県商店街振興組合連合会等が発行する情報誌等で紹介させていただく場合もありますので、あらかじめご了承ください。
(7) 提出先・問合せ先
鹿児島県商店街活性化・人材育成支援事業事務局
(鹿児島県商店街振興組合連合会内 担当:愛甲、松山)
所在地:〒892-0821 鹿児島市名山町9番1号 鹿児島県産業会館5階
電 話:099-223-2801
FAX:099-225-2904
E-mail:kenshinren@satsuma.or.jp